マウスピースの作り方完全解説!お湯での自作手順と歯科との決定的な差

マウスピースの作り方完全解説!お湯での自作手順と歯科との決定的な差

マウスピースの作り方完全解説!お湯での自作手順と歯科との決定的な差の総合ガイドをご紹介します。役立つ情報が詰まっています。

市販されているセルフ成形型マウスピースの多くは、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)熱可塑性樹脂を採用しています。この素材は一定の熱を加えると軟化し、冷却するとその形状を記憶する性質を持っています。確実なフィット感を得るための市販マウスピースの成形手順と実践的なノウハウを順を追って解説します。

まず作業環境を整えます。沸騰したお湯、冷水を入れたボウル、割り箸やピンセット、キッチンタイマー、そして鏡を用意してください。マウスピース自作のお湯での作り方における最大の失敗要因は「熱湯の温度」と「加熱時間」の誤認です。パッケージに指定がない場合でも、沸騰直後の100℃の熱湯に浸すと素材が溶け崩れて薄くなりすぎ、本来の保護性能を失います。沸騰後に少し置いた70〜80℃程度のお湯を用意するのが鉄則です。

樹脂をお湯に約20〜30秒(製品の規定時間)浸し、全体が透明感を帯びて柔らかくなったら取り出します。火傷を防ぐため数秒だけ湯切りをし、鏡を見ながら上の歯列の中央にマウスピースの中心を正確に合わせます。ここからがマウスピース型取りの失敗しないコツです。噛み込む力だけに頼るのではなく、唇の上から指の腹で前歯や歯茎を強く押し込み、同時に口内の空気を吸い出すように舌で裏側から強く口蓋へ押し付けます。内外から圧力をかけて歯と歯茎の輪郭へ密着させることが極めて重要です。

そのまま約1分間噛み合わせを保った後、変形させないよう慎重に口から取り出し、冷水を張ったボウルに入れて完全に冷やし固めます。もし装着時に緩さや違和感がある場合は、多くの市販品で市販マウスピース温め直し再成形が認められています。再度お湯に浸せばやり直せますが、加熱を繰り返すごとに素材の弾性が劣化してコシが失われるため、リトライは最大でも2回までに留めるのが賢明です。

山崎 陸
Author

山崎 陸

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。