サッカーなどで馴染み深い単なる「得失点差」は、WBCでは採用されない。導入されているのは、TQB (Team's Quality Balance)と呼ばれる独自の指標だ。
TQB (Team's Quality Balance)は、「(得点÷攻撃イニング数)-(失点÷守備イニング数)」という公式で算出される。要するに、いかに少ないイニング数で多くの得点を奪い、守備では相手に失点を与えなかったかという効率性を示す数値だ。プロ野球のレギュラーシーズンとは全く異なる発想である。わずか0.001の差が、決勝トーナメント進出か予選敗退かを非情に分かつ。