この一連の騒動を振り返る上で避けて通れないのが、男女間における「社会的制裁」の非対称性だ。東出昌大は、山での風変わりな生活や独特のキャラクターが「人間味がある」「面白い」と肯定的に捉えられ、比較的早い段階でドキュメンタリー映画やバラエティ番組への復帰を果たした。
一方で、女性側に求められる「禊」のハードルは極めて高かった。キャリアの断絶、容姿やプライベートに対する執拗な攻撃など、彼女たちが支払った代償は男性側の比ではない。このジェンダーバイアスに基づいたダブルスタンダードに対しては、近年、エンターテインメント業界内からも疑問の声が上がり始めている。