かつては週刊誌やワイドショーが担っていた「有名人のスキャンダラスな消費」は、今や一般ユーザーの手によって行われている。AI技術の進化や画像解析の容易さも手伝い、一度ネット上に流出した画像は、様々な形で加工され、半永久的にデジタル・タトゥーとして残り続ける。
今回の件も、本人が何気なく投稿した日常のワンカットが、悪意ある切り取りによってバイラル化したものだ。発信者側に非がないにもかかわらず、受け手の悪ノリによってイメージが固定化されてしまう恐怖。これは有名人に限らず、SNSを利用するすべての人々が直面し得るリスクである。