この事件の影響は単なる「話題性」にとどまらなかった。アパレル業界や日用品メーカーにとっても、一つのターニングポイントとなったのである。
それまで「脇汗対策」といえば、どこかコソコソと隠れて行う日陰のケアというイメージが強かった。しかし、有働アナの堂々とした振る舞いをきっかけに、汗対策アイテムの需要が表舞台へと躍り出た。汗取りインナーや高機能デジカメに映っても目立たない服地、強力な制汗剤などの市場が急速に拡大し、メーカー各社も「隠さないケア」「快適に過ごすための知恵」としてポジティブなプロモーションを展開するようになった。