運営元である株式会社リクルートが展開する「ホットペッパーグルメ」は、圧倒的な集客力を誇るグルメ総合ポータルサイトだ。その強みを支えているのが、Pontaポイントやdポイントといった巨大経済圏との強力なID連携である。日常の買い物で貯まった共通ポイントが外食で使える利便性は、消費者を強力に惹きつける。
しかし、巨大な経済圏から送り込まれる客数が増えれば増えるほど、店舗側が支払う送客手数料の総額も跳ね上がる。さらに、ポイント充当分の売上金は即座に現金として店に入ってくるわけではなく、月ごとの清算処理を経て後日振り込まれる。原材料費が高騰し、日々の資金繰りが死活問題となる個人店にとって、この「売上回収のタイムラグ」は思いのほか重いボディブロウとなって響くのだ。