幸いなことに、休眠している汗腺は適切な刺激によって再び活性化させることが可能だ。最も効果的で手軽な方法が、毎日の入浴方法を見直すことである。40度前後のややぬるめのお湯に、手足の先だけを浸す「手足温浴」は、休眠汗腺を刺激するのに最適だ。
また、有酸素運動を日常に取り入れることも欠かせない。息が少し上がる程度のウォーキングを毎日20分行うだけでも、自律神経が刺激され、発汗を促すシグナルが正常に機能し始める。冷房の設定温度を少し下げ、外気との温度差を少なくすることも、身体の温度調節機能を呼び覚ます一歩となる。