戸塚純貴が『仮面ライダーウィザード』で演じたのは、魔法使いに憧れる純粋でお調子者の青年・奈良瞬平(なら しゅんぺい)です。主人公である操真晴人/仮面ライダーウィザード(演:白石隼也)の戦いを目撃したことをきっかけに「魔法使いの弟子」を自称し、晴人の拠点である骨董店「面影堂」に転がり込むトラブルメーカー兼ムードメーカーという役どころでした。
劇中では「チチンプイプイ!」と呪文を唱えながらコミカルに動き回り、ファントム(怪人)に襲われては晴人に助けられるのがお決まりのパターンでした。そのため、ネット上では「変身しないサポートキャラ」「ヘタレな助手」という印象を持つファンも少なくありません。しかし、物語の展開を精査すると、瞬平は単なる賑やかしにとどまらない重要な役割を担っていました。
特に特筆すべきは、2013年公開の映画『劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land』および本編終盤における展開です。映画の舞台となった誰もが魔法を使える「魔法の国」において、瞬平は黄色い魔宝石の指輪を用いて仮面ライダーメイジ(黄色)への変身を果たしました。映画の完成披露イベントや当時のインタビューにおいて、戸塚純貴自身も「男の子なら誰もが憧れる仮面ライダーに変身できて本当に嬉しかった」と率直な喜びを語っています。