ファンの間でも「一度聞いたら忘れられない」と評される「羽月」という名字ですが、正しい読み方は「はつき(Hatsuki)」です。全国的に見ても非常に珍しい希少姓の一つであり、発祥のルーツは鹿児島県や宮崎県を中心とした南九州地方にあるとされています。地名に由来する説や、武士の家系にルーツを持つ説など諸説ありますが、野球界ではまさに唯一無二の個性を放つアイコンとなっています。
宮崎県宮崎市出身の羽月選手は、高校時代に鹿児島の名門・神村学園高校へ進学しました。1年秋からレギュラーの座を掴み、甲子園の土を踏むなど九州屈指の内野手としてスカウト陣の注目を集めます。そして2018年ドラフト会議において広島東洋カープから7位指名を受けてプロ入りを果たしました。下位指名という決して恵まれたスタートラインではありませんでしたが、二軍で泥だらけになりながら培った走塁技術と貪欲な姿勢が、早期の一軍デビューと定着を引き寄せる原動力となりました。