佐賀県教育委員会発表の公立高校入試データおよび大手予備校の追跡リサーチによると、佐賀北高校の偏差値は普通科で58〜60の安定した水準を維持しています。佐賀県内の公立高校普通科としては、県内最難関の佐賀西高校、中高一貫教育を展開する致遠館高校に次ぐポジションに位置し、佐賀市内における「トップ進学グループの一角」としてのブランドを揺るぎないものにしています。
特筆すべきは、県内唯一の専門学科として1983年に設置された佐賀北高校芸術科(美術・音楽・書道)の存在です。芸術科の偏差値は52〜54前後と算出されますが、当学科はペーパーテストの学力のみならず実技検査が合否を大きく左右するため、実質的な競争難易度は数値以上に専門性が問われる構造となっています。
入試動向に目を向けると、近年の佐賀県立佐賀北高等学校の倍率は、普通科の一般選抜で1.15倍〜1.28倍前後を堅調に推移しています。佐賀県立高校入試において佐賀北の普通科を突破するための合格ラインと内申点の目安は、中学3年間の評定(9教科45点満点)で34〜38点がボリュームゾーン。本番の学力検査(250点満点)においては175点〜195点以上の得点力がおおむねの合否ボーダーラインとして機能しています。
学校側が公表する最新の進路指導資料から佐賀北高校の進学実績を紐解くと、例年約80〜110名もの生徒が国公立大学への切符を勝ち取っています。最大の進学先は地元・佐賀大学(年間40〜60名規模)であり、長崎大学、熊本大学、山口大学といった九州・近隣エリアの国立大学に厚い合格者層を形成しています。さらに、最難関の一角である九州大学へも毎年合格者を輩出し、私立大学では西南学院大学や福岡大学への合格者がそれぞれ百名前後に達するほか、関西学院大学・立命館大学などの関西主要私大への進学ルートも確立されています。