動き続ける被写体と極端な明暗差が同居する夜間エンターテインメントの撮影は、機材の限界と撮影者の技術が最も試される領域です。
夜のメディテレーニアンハーバーを舞台に繰り広げられるビリーヴシーオブドリームス高画質撮影では、プロジェクションマッピングが投影されるホテルミラコスタの壁面と、中央のキノコ型バージ(船)のLEDスクリーンとの間で露出が激しく乖離します。全体を平均測光で撮るとメインキャラクターが白飛びするため、スポット測光を選択し、最も明るい演出光に合わせて露出を固定することが解像感を保つ秘訣です。
一方、東京ディズニーランドの代名詞であるエレクトリカルパレード綺麗に撮るコツは、フロートごとのLED輝度の違いへの瞬時な対応にあります。光るフロートは自ら発光しているため、周囲の暗闇に引きずられてカメラが露出オーバーを起こしがちです。マニュアル露出あるいはシャッター優先モード(TV/Sモード)を用い、1/125秒から1/250秒のシャッタースピードを確保することで、フロートの動体ブレを防ぎつつ、電飾の一粒一粒をシャープに描写できます。