SNSやネット掲示板(知恵袋やコミュニティフォーラム)を精査すると、「DMを送れたからブロックされていないはず」「共通のグループLINE感覚でインスタのグループで話せているから大丈夫」と思い込んでいる利用者の悲痛な声が目立ちます。しかし、ここにはアプリ特有の設計上の落とし穴があります。
実機検証で明らかになったDM(ダイレクトメッセージ)の挙動は、非常に残酷です。あなたから相手へのDM画面を開くと、通常通りメッセージを入力して送信ボタンを押すことができます。エラー表示が出ることもありません。しかし、そのメッセージは相手の受信トレイには永久に届きません。当然ながら、どれだけ待っても「既読」のマークがつくことはありません。
通話機能(音声通話・ビデオチャット)も同様です。発信ボタンを押すと、あなたのスマホからは「プルルル……」と呼び出し音が鳴り続けます。しかし、相手のスマホ画面には着信画面はおろか、不在着信の通知すら一切届いていません。発信側だけが繋がっていると錯覚させられる仕様になっているのです。
一方で、唯一の例外となるのが既存のグループチャットです。ブロックされる前から双方が参加していたグループチャットが存在する場合、ブロック後であってもお互いの発言はグループ内に表示され、閲覧することができます。ただし、新規に相手をグループチャットに追加しようとすると、「このユーザーを追加できません」とエラーが表示されるため、新たなグループ作成は不可能です。