ランウェイの主役がまた一つ入れ替わった。今年の春夏コレクションにおいて、名だたるハイブランドのモデルたちが足元に合わせていたのは、鮮やかなネオンカラーやシースルー素材の5本指フットウェアだった。
「最初は一種のジョークかと思われたんです」と、パリを拠点に活躍するスタイリストのエマ・ルブラン氏は振り返る。「しかし、実際に履いてみるとシルエットの個性が際立ち、スニーカーやサンダルとのレイヤードで強烈な存在感を放つ。ストリートカルチャーとハイファッションの境界線が消えかけた今、この幾何学的なルックスこそがフレッシュに映るのです。」