かつて休み時間に友だちと机を並べてシールを交換した「シール帳」が、令和のいま再び脚光を浴びています。文具売り場では、貼ってはがせる専用の台紙や、バインダー形式のシールバインダーが飛ぶように売れています。
かつてのシール帳ブームと現在の違いは、「交換用」から「自分だけの鑑賞・アートブック」へと役割が広がった点です。手に入れたお気に入りのシールを世界観ごとに美しくレイアウトし、1ページずつ丁寧に作り込んでいく作業は、大人にとって贅沢な没入時間となっています。
特にサンリオキャラクターズや「ちいかわ」のシールコレクションは、世代を超えた圧倒的な人気を誇ります。ファンシーな絵柄を眺めているだけで童心に帰れるという声も多く、完成したページを撮影してSNSに投稿する「見せ合い」の文化が、ブームの熱度をさらに引き上げています。