「淡路島の海上ホテルが解体されずに放置されている」というネット上の書き込みには、明らかな事実誤認が含まれています。現場調査と行政情報を踏まえた誤解のポイントは以下の2点です。
第一に、「海上ホテル」と名乗る施設が海に浮いているわけではない点です。南淡路海上ロッジのような完全浮遊型施設は極めて特殊な例外であり、淡路島海上ホテルをはじめとする民間ホテルは強固な地盤の上に基礎を組んで建設されています。そのため、海上ロッジの撤去工事報道を見た一部のネットユーザーが「海上ホテルがすべて解体された」と短絡的に結びつけたことが判明しています。
第二に、「廃墟化して立ち入り禁止になっている」という噂の誇張です。沿岸部の再開発用地や休業中の施設は私有地として厳重に管理されており、不法侵入を防ぐフェンスや監視カメラが設置されています。心霊スポットや廃墟探索を煽る一部の動画配信者による無断撮影が、地域の治安や景観維持において深刻な問題を引き起こした経緯があり、自治体および観光協会も注意喚起を継続しています。