リスクコミュニケーションや食品安全の第一人者であり、食品安全委員会で委員長も務めた吉川泰弘氏ら専門家は、ネット上やYahoo!ニュース等で散見される「生の肉に関する誤った安全神話」へ繰り返し警鐘を鳴らしている。「新鮮な朝引き肉なら安全」「酒と一緒に飲めば消毒される」といった説は、科学的根拠が皆無の都市伝説に過ぎない。
吉川泰弘氏らの解説によれば、カンピロバクターや大腸菌は家畜の腸管内に常在しており、どれほど新鮮であっても屠殺・解体処理の過程で肉に付着する。Yahoo!ニュースの解説記事や公衆衛生の啓発活動においても、「現代の科学と衛生基準をもってしても、レバ刺しの安全な生食は不可能である」という客観的事実が強く強調されている。