山口寿一社長は、読売巨人軍(読売ジャイアンツ)の取締役オーナーとしての顔も持っています。伝統と格式を重んじる球団経営において、山口オーナーが掲げたのは「現場への敬意」と「育成・編成の近代化」でした。
かつてのようにトップが独断で現場介入を繰り返す手法とは一線を画し、山口オーナーは監督や編成部門の自律性を重んじるスタンスを徹底しています。一方で、チームの規律維持やファンサービスのデジタル化、東京ドームの大規模リニューアルなど、経営面からのサポートには果敢な投資を実行してきました。
選手や首脳陣の不祥事に対しては毅然とした処分を下すコンプライアンス意識の高さを見せる一方、球団創設周年事業や地域密着型イベントを推進するなど、名門球団のブランド価値向上に大きく貢献しています。