優勝マジック(英語名:Magic Number)とは、プロ野球のペナントレースにおいて「他のチームの勝敗結果に関わらず、自力で優勝を決めるために必要な残り勝利数」を指します。スポーツ中継やスポーツ紙で「巨人にM5が点灯」「阪神のMが3に減少」と報じられる際の数字がこれに該当します。
一般的に、マジックが「M10」であれば「あと10勝すれば、たとえ他球団が残り全勝しても勝率で上回り優勝が決まる」という絶対的なセーフティラインを意味します。この指標はセ・パ両リーグ共通の概念であり、シーズン終盤の優勝争いを可視化するバロメーターとして機能しています。
特にファンや報道陣が最も色めき立つのが「マジック1(M1)」の局面です。マジック1とは、文字通り「あと1勝すれば自力優勝」、あるいは「優勝マジック対象チームが1敗した瞬間に優勝決定」となる王手の状態を意味します。M1が点灯した試合では、ベンチ裏にビールかけの会場が設営され、選手や首脳陣の緊張感もピークに達します。