近年、女性のヘルスケア課題を技術で解決するフェムテック産業の進展により、パートナーシップのあり方は大きな変化を遂げている。体調管理アプリの代表格であるルナルナなどは、生理周期や感情の変化予測をパートナーと自動で共有する機能を強化。直接言葉にしづらい時期の訪れを、客観的なデータとして彼氏に通知するスタイルが広まりつつある。
さらに、PMSや心身の生きづらさを抱える男女の交流を描いた映画『夜明けのすべて』の反響などもあり、社会全体でメンタルヘルスや月経に伴う苦痛への理解を深める動きが加速している。自分の苦しみを一人で抱え込むのではなく、テクノロジーやカルチャーの助けを借りて共有することが、現代の恋愛における新たな常識となりつつあるのだ。