病院の受診を検討する際、多くの患者が直面するのが外来の混雑と待ち時間の長さである。現場の最新診療体制を取材すると、受付から診察、会計に至る導線を徹底的に見直す取り組みが進んでいた。とりわけ午前中の混雑緩和に向け、予約優先枠の配分最適化や問診の事前デジタル化が功を奏しつつある。外来の待ち時間を最小限に抑えるためには、診療予約枠の活用に加え、比較的混雑が落ち着く平日午後の時間帯を狙うのが賢い受診テクニックと言える。
一方、救急外来の受付現場では、重症度に応じたトリアージが24時間体制で厳格に運用されている。一刻を争う救急搬送が重なった場合、軽症患者の診察順が前後することは避けられない。急な夜間・休日の受診をスムーズに行うためには、事前連絡による受入れ状況の確認と、現在服用している薬の「お薬手帳」を漏れなく持参することが極めて効果的だ。また、病棟の入院設備も快適性を高める改修が進められており、個室環境のプライバシー確保や衛生管理の徹底など、患者が治療に専念できる環境づくりが一段と整っている。