一方で、他人の体型に対して公然と「痩せすぎ」「太りすぎ」と批評すること自体の是非も問われている。いわゆるボディ・シェイミング(体型批判)だ。たとえ心配からの言葉であっても、個人の身体的特徴をネット上で品評する行為は、当事者にとって大きな精神的負荷となり得る。
ある臨床心理士は、「SNS上での体型批評は、正義感や心配というオブラートに包まれているため、批判する側が無自覚になりやすい」と指摘する。愛沢えみりという記号を通じて、人々は自己の体型コンプレックスや、社会への不満をぶつけている側面もあるのではないか。