こうした身体構造へのアプローチは、予防医療や産業保健の分野でも高い評価を得ている。日本整形外科学会が発信する最新知見を取り入れた「姿勢改善」ストレッチプログラムは、健康経営を推進する大手企業やヘルスケア施設で相次いで導入されている。
プログラムを継続的に実践した対象者の追跡調査では、肩こりや首の痛みの軽減はもちろんのこと、立ち姿の美しさによる第一印象の向上や、呼吸機能の改善に伴う睡眠の質の高まりといった多面的なプラス効果が報告されている。身体の軸を正すセルフケアは、QOL(生活の質)を底上げするための確実な投資と言える。