佳子さまの経歴を振り返る上で欠かせない転換点が、学習院大学文学部を中退し、国際基督教大学(ICU)へ再入学された決断です。
幼稚園から高校まで学習院で学ばれてきた佳子さまですが、高校生の頃から「英語教育が充実し、リベラルアーツのもとで幅広い学問領域を横断的に学びたい」という明確な学習意欲を抱かれていました。ICUでは心理学や舞台芸術などを学ばれ、在学中には英国リーズ大学への短期留学も経験されています。
大学卒業後は、単に儀礼的な公務をこなすだけでなく、公益財団法人「全日本ろうあ連盟」の非常勤嘱託職員として勤務を開始されました。事務作業や行事運営の現場に直接携わられる姿勢は、公務を「こなす」のではなく「自らの専門性と社会貢献の場」として位置づけておられる証左です。