ロンドンの主要国立美術館と同様に、V&Aの常設コレクションは入場料無料で一般公開されています。これは1852年の創設以来、「すべての国民と世界中の人々に優れたデザインを開放し、産業と生活文化を豊かにする」という設立理念が現代まで脈々と受け継がれているためです。
入館システムに関するネット上の混乱として「事前予約が必須になったのではないか」という声が散見されます。公式発表資料および現地の運用データによると、常設展に関しては予約なしの当日ウォークイン入場が可能です。ただし、週末やバカンスシーズンの混雑時間帯(11:00〜15:00)は入場列が伸びる傾向にあり、公式サイトで無料のタイムスロット(日時指定枠)を事前取得しておくと、よりスムーズにエントランスを通過できます。
一方で注意が必要なのは、世界的な話題を呼ぶ特別企画展(有料エキシビション)です。ファッションブランドの回顧展や時代を画するデザイン展などは完全予約制に近い運用となっており、当日券が早々に完売するケースが多発しています。目当ての企画展がある場合は、渡航の数週間前までに公式ウェブサイトでのチケット確保が鉄則です。