なぜ運ぶと緩む?プロが教える雑誌の縛り方!持ち上げずガッチリ結ぶ裏ワザ

なぜ運ぶと緩む?プロが教える雑誌の縛り方!持ち上げずガッチリ結ぶ裏ワザ

なぜ運ぶと緩む?プロが教える雑誌の縛り方!持ち上げずガッチリ結ぶ裏ワザとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

しっかり縛ったつもりでも、持ち上げた途端にユルユルになってしまう現象には、明確な3つの物理的要因が存在します。原因を把握することで、どこに気をつけるべきかが明確になります。

第1の原因は、「紙と紙の間に含まれる空気の層」です。雑誌を重ねただけの状態では、内部に無数の微小な隙間が存在しています。平置きのまま上から体重をかけずに結ぶと、持ち上げて雑誌全体がしなった瞬間に内部の空気が抜け、束の厚みが数ミリ〜数センチ減少します。この厚みの減少分がそのまま紐の「たるみ」となり、崩壊を引き起こします。

第2の原因は、ビニール紐特有の表面摩擦係数の低さです。一般的なポリプロピレン(PP)製の平テープやビニール紐は、表面が滑らかで滑りやすい性質を持っています。通常の片結びや蝶結びでは、結び目同士の摩擦が弱く、雑誌の重みによる引っ張り力に耐えきれずに結び目がほどけてしまいます。

第3の原因は、結束作業中に雑誌を持ち上げることで生じるズレです。紐を底に通そうとして雑誌の束を傾けたり持ち上げたりすると、揃えていた背表紙が段違いになり、中心軸がブレて均等な張力がかからなくなります。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。