2026年、訪日外国人観光客の旅行スタイルは大きな変容を遂げている。有名観光地を巡るだけの消費型観光から、その土地ならではのストーリーや限定アイテムを自ら体験する価値主導型観光への移行だ。
富士河口湖エリアを訪れた旅行者にとって、本物の富士山をバックに青い富士山食パンを掲げて撮影する写真は、旅の最高のトロフィーとなる。専用パッケージの完成度も高く、「富士山をそのまま持ち帰る」という贅沢な満足感を提供する。帰国直前の羽田や成田へ向かう高速バスに乗る直前、大切に抱えて移動する外国人の姿は、いまや日常の風景となった。