事件発生直後、インターネット上では容疑者の過去ログやSNSアカウントの特定作業が急速に進みました。その中で浮上し、のちに警察の捜査関係者や親族への取材を通じて本人のものと確認されたのが、ユーザー名「@silent_hill333」(アカウント表示名:消滅希望)でした。
このアカウントは2019年10月に開設され、事件直前となる2026年6月30日まで約2年8カ月にわたり投稿が続けられていました。アカウント名にある「silent hill」は、同名のホラーゲームや「静かな丘=山(岡)の上」という自身の姓をもじったものと推測されています。
プロフィール欄には「日本の闇」「特定の宗教への憎悪」を思わせる言葉が並び、自らの生い立ちや家族の崩壊、海自時代の記憶、さらには銃器や火薬に関する情報収集のアカウントへの接触など、犯行に至る精神の変遷がそのまま保存されていました。事件発覚後、運営元のTwitter社(現X社)によってアカウントは凍結されましたが、投稿データは魚拓(アーカイブ)として広く保存され、事件の核心的な動機を読み解く一次資料となっています。