もちろん、キャスト側にも同情すべき余地はある。台本が存在しない24時間の生放送では、突発的なアクシデントや売り上げの失速など、現場のプレッシャーは想像を絶するものだ。インカム越しに入るディレクターからの指示と、目の前のアシスタント、そしてゲストとの呼吸を合わせながらタイムスケジュールをこなさなければならない。
局側にとっても、キャストの個性は番組の「顔」であり強みだ。角を削ぎ落として無難な進行に終始すれば番組の熱量が失われ、個性を出しすぎればアンチを生む。このバランス調整こそが、番組制作陣が常に頭を抱える最大の難問と言える。