海外発祥のカルチャーである「ジェンダーリビール(性別発表パーティー)」は、いまや日本でも定着した。中身のクリームの色で性別を明かす特製ケーキや、割ると中から特定の色の紙吹雪が飛び出すバルーンなど、演出のバリエーションは年々豊かになっている。
このブームを加速させたのが、YouTubeやInstagram、TikTokといった動画プラットフォームだ。家族やパートナーが性別を知った瞬間に歓声をあげ、涙を流して抱き合うサプライズムービーは、世界中で膨大な再生数を記録している。孤立しがちな妊娠期間において、周囲を巻き込んで命の誕生を祝福するオープンなイベントは、家族の絆を再確認するポジティブな装置として多くの支持を集めている。