「生理前のお腹のゆるさは、もしかして妊娠初期症状なのでは?」と不安や期待を抱く方も多いはずです。受精卵が着床する妊娠初期(妊娠4週〜5週頃)にも、ホルモンバランスの変化によって下痢や便秘といった便通異常が現れることがあります。
両者を見分ける最大の指標は「基礎体温の推移」です。通常の生理前であれば、月経直前から初日にかけて体温がガクンと下がる「低温期」に入ります。一方で妊娠が成立している場合は、プロゲステロンの分泌が続くため、高温期が2週間以上継続したまま下痢や胃のムカムカが生じます。
また、妊娠初期の下痢には、ごく少量の着床出血や強い眠気、特定の匂いに対する過敏さなどが同時に現れやすいという特徴があります。予定日を過ぎても生理が来ず高温期と下痢が続く場合は、月経予定日の1週間後から使用可能な妊娠検査薬で確認するか、産婦人科を受診するのが確実です。