彼女の本当の凄みは、カメラの前に立つ演技力だけにとどまらない。自身の製作会社「フィフティ・フィフティ・フィルムズ(Fifty-Fifty Films)」を率い、企画の立ち上げから脚本開発、キャスティング、資金調達に至るまで主導権を握るビジネスウーマンとしての手腕だ。
ロマンチックコメディの復活を印象づけたヒット作に続き、サイコスリラーや社会派ドラマまで、観客が今何を求めているのかを嗅ぎ取る嗅覚は驚異的と言わざるを得ない。若手俳優がハリウッドの旧態然としたシステムに消費されるのを拒み、自らコンテンツの権利を握ってコントロールする姿勢は、次世代クリエイターの新たなロールモデルとなっている。