伝統のOHV・Vツインレイアウトを現代のテクノロジーで極限まで磨き上げた心臓部、それが「ミルウォーキーエイト」エンジンだ。シリンダーあたり4バルブを採用したこのパワーユニットは、スロットルを開けた瞬間に怒涛のトルクを後輪へと叩きつける。
アイドリング時の心地よい揺らぎから、ひとたびクラッチを繋げば背中を力強く押される加速フィール。大型自動二輪車ならではの重量感を忘れさせるスムーズな吹け上がりと、高速巡航時の静粛性、そしてライダーを陶酔させる排気音のチューニングは秀逸だ。長距離をどこまでも走り続けたくなるクルーザーとしての資質を、極めて高い次元で結実させている。