世界70カ国以上で愛用されているトップブランドであるにもかかわらず、ブリタが体に悪い理由としてネガティブな噂が絶えない背景には、大きく分けて3つの要素が存在します。
第一に、フィルターを通過した水の中に沈む「黒い粉・黒い粒」への視覚的な恐怖です。購入したばかりのポット底に謎の沈殿物を見つければ、誰しも「有害な化学物質やプラスチック片が溶け出しているのではないか」と疑心暗鬼になります。第二に、残留塩素を除去したことによる「雑菌・カビの繁殖リスク」です。水道水が腐らないのは塩素による強力な殺菌力があるためですが、浄水器を通した瞬間にそのバリアは消失します。保存状態が悪い水を飲んだユーザーがブリタによる腹痛や下痢の原因を製品そのものの欠陥だと誤認してしまうケースが後を絶ちません。
そして第三に、内部フィルターに使用されているブリタの銀イオンの影響や「活性炭の毒性」をめぐる誤った医療情報の拡散です。ケミカル物質への警戒感が高まる中、「金属成分が水に溶け出して体内に蓄積するのではないか」という懸念がSNSを中心に増幅されたことが、危険説に拍車をかけています。