すでに敷地内に定着し、制御不能に陥ってしまった場合、どのように対処すべきでしょうか。安易に草刈り機をかけたり表面を引っ掻いたりすると、粉砕された破片が散らばって被害が拡大するため、セダム 増えすぎ 駆除には綿密で段階的なアプローチが必要です。
現場のプロが実践する根絶のための基本手順は以下の通りです。
ステップ1:表土ごとの物理的すき取り
地表に伸びた茎を引っ張るだけでは、土中に残った細根や落ちた葉から再生します。スコップを用い、セダムが生えている周囲の表土を深さ3〜5センチほど、土ごと大胆にすき取って廃棄袋に密閉します。隙間に落ちた葉の1枚も残さない意識で丁寧に回収します。
ステップ2:熱湯処理または黒マルチによる太陽熱消毒
すき取り後の地面には、目に見えない微細な茎葉が残存しています。気温が上がる初夏から夏にかけて、作業箇所に黒いビニールシート(黒マルチ)を隙間なく被せ、ピンで固定して直射日光下で2〜3週間蒸し焼きにします。小規模な範囲であれば、沸騰した熱湯を地表にまんべんなく注ぎかける熱湯処理も高い効果を発揮します。
ステップ3:浸透移行型グリホサート系除草剤のスポット使用
石垣の隙間やインターロッキングの目地など、土を掘り起こせない場所には、葉や茎から吸収されて根まで枯死させる浸透移行型の除草剤を塗布または散布します。セダムの表面はクチクラ層(ワックス成分)に覆われており薬剤を弾きやすいため、展着剤を適量混用して丁寧に散布することが確実な枯殺への近道です。