検索エンジンやまとめサイトに溢れる「〇〇の前世の顔写真まとめ」といった情報の信憑性には、極めて慎重な見極めが必要です。取材を進めると、出回っている画像の半分以上が全くの別人や、AIによる自動生成(ディープフェイク)であるケースが目立ちます。これが顔バレの真相における最大の落とし穴です。
悪質なケースでは、声優や無関係の一般インフルエンサーの顔写真が無断転載され、「これが人気VTuberの中の人だ」と虚偽のタグ付けをされて拡散される被害が頻発しています。まとめサイト側がPV稼ぎのために真偽不明の情報を確定事実のように仕立て上げる構図があり、一度ネットの海に放たれたデマは完全に消去することが困難です。
また、過去の本人の写真であっても、10代前半の頃のものや過度な加工アプリを通したものが多く、現在の容姿とはかけ離れていることも珍しくありません。断片的な画像情報に惑わされず、情報の出所がどこにあるのかを冷静に見極めるリテラシーが読者側にも強く求められます。