耳の軟骨を押すと痛いという症状に見舞われた際、診療科の選択で迷う方は少なくありません。結論から言えば、まずは耳鼻咽喉科を受診するのが最も確実な選択肢です。外耳道から鼓膜の奥、耳介軟骨の状態まで専門的な医療機器を用いて一括で精査できるため、原因の特定が極めてスムーズに進みます。
細菌感染による軟骨膜炎や外耳炎であれば、抗生剤の内服薬や点耳薬の処方によって速やかな消炎を図ります。ただし、粉瘤が大きく腫れ上がって膿が溜まっているケースや、皮膚表面の病変が明らかな場合は皮膚科や形成外科での切開排膿が必要になることもあります。顎を動かすと耳が痛む場合は、耳鼻科で耳に異常がないことを確認した上で歯科・口腔外科へ相談するのが標準的な流れです。