計量スプーンを使う際、最も誤差が生まれやすいのが「すり切り方」である。間違った力加減で測ると、数グラムのズレがあっという間に発生してしまう。
よくある失敗が、スプーンの壁面に砂糖をぐいぐいと押し付けて固めてしまうケースだ。上白糖でこれをやると、本来9gのはずが12g近くまで増えてしまう。正しい方法は、スプーン山盛りに砂糖をすくったら、ヘラや包丁の背などを使い、スプーンの縁に沿って横にスライドさせながら余分な粉を払い落とすことだ。
トントンと底を打ち付けて空気を抜くのもNG行為とされる。あくまでも「ふんわりすくって、すっと切る」のが、レシピ通りの味を再現する黄金律だ。