この劇的な潮流の変化は、ブライダル業界にも大きな変革を迫っている。情報誌『ゼクシィ』をはじめとする結婚メディアも、従来の豪華な挙式プランだけでなく、フォトプランや少人数向けのウェディング情報を前面に打ち出すようになった。
さらに見逃せないのが、InstagramなどのSNSによる影響だ。かつては結婚式の情景といえば披露宴会場の豪華な高砂やケーキカットが定番だったが、現在はSNS上で日常の延長線上にあるナチュラルな写真や、旅先でのロケーションフォトが数多くシェアされている。他人の目や格式に縛られることなく、「自分たちらしさ」を視覚的に表現するスタイルが共感を呼んでいるのだ。