国民健康保険証の色が変わる理由とは?赤や緑の違いとランクの噂

国民健康保険証の色が変わる理由とは?赤や緑の違いとランクの噂

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インターネット上で根強く囁かれてきた噂の一つに、「保険証の色は加入者の年収や社会的なランクを表している」という説がある。赤色は高所得者用、緑色は一般用といったまことしやかな分類が語られることもあったが、この都市伝説は完全に事実無根である。

所得によって色が分かれる仕組みは、日本の制度上存在しない。色が異なって見えた主因は、加入している保険者の種類にある。中小企業の従業員が多く加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)が発行するものと、大企業の組合健保、公務員が加入する共済組合、そして自治体が運営する国保では、それぞれ独自のデザインとカラーを採用しているからだ。

同じ国民健康保険であっても、住んでいる地域が異なれば色も異なる。ランク付けという優劣ではなく、どの組織がリスクを分散し、どの範囲で医療費を担っているかという制度的構造が、外見の違いとなって現れていただけなのだ。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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