原宿の古着シーンは、常に時代の気分を鋭敏に反映してきた。その根底には長年親しまれてきた「アメカジ(アメリカンカジュアル)」の骨太な魅力がある。ヘビーウェイトのスウェットやタフなワークパンツは、いつの時代も色褪せないワードローブの主役だ。
だが最近のストリートでは、2000年代初頭のY2Kテイストや、GORE-TEXをはじめとする機能性素材を取り入れたオールドテック系アイテムとのハイブリッドな着こなしが台頭している。無骨なアメリカ古着にモード感のあるヨーロッパ古着やテックウェアを合わせる。枠にとらわれない自由なミクスチャースタイルこそが、現在の原宿らしさの象徴だ。