ポケモンの鳴き声は、ゲームハードの性能向上とともに劇的な変化を遂げてきました。1996年に発売された初代『ポケットモンスター 赤・緑』では、ゲームボーイの内蔵音源(PSG音源)を活用した短いビープ音の組み合わせで表現されていました。
大きな転換点を迎えたのが、2013年発売の『ポケットモンスター X・Y』です。この第6世代において、過去作に登場したすべてのポケモンの鳴き声が一斉にリマスターされ、現代的なシンセサイザー音や環境音を取り入れた高解像度サウンドへと刷新されました。
さらに『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(SV)』では、鳴き声に3D空間オーディオ技術が適用されています。プレイヤーとポケモンの距離、洞窟内での反響、生息エリアの高低差によって鳴き声の聴こえ方がリアルタイムに変化し、図鑑を開いた際だけでなくフィールド探索中の臨場感も飛躍的に向上しました。