安易な気持ちで自らの肌に針を伸ばした結果、深い後悔に苛まれる若者が絶えない。
「痛みが引かない」「赤く腫れ上がって熱を持っている」「デザインが潰れて黒い塊になった」——全国の美容皮膚科には、セルフタトゥーのトラブルに駆け込む相談が急増している。レーザー照射によるタトゥー除去治療は、施術時の何倍もの費用と期間、そして強い痛みを伴う。しかも、粗悪な自家製インクや熱で焼けた変性組織はレーザー反応が悪く、完全に消し去ることが困難なケースも多い。一時の好奇心が、一生消えない傷痕と金銭的痛手となって重くのしかかるのだ。