相撲協会を退職した後の元朝潮は、公の場に姿を現す機会がほとんどなくなりました。静かな隠居生活を送る中、裏では重い病との闘いが続いていました。
2026年11月、元大関・朝潮太郎こと長岡末弘さんは、小腸がんのため67歳で死去しました。早すぎる別れに、かつて確執が噂された朝青龍はSNS上で深い哀悼の意を表し、育ての親に対する感謝と悲痛な胸の内を吐露。告別式には多くの弟子や角界関係者が集まり、その早すぎる死を悼みました。
幾度ものトラブルや晩年の不祥事によって厳しい批判を浴びたことは事実ですが、横綱・大関を複数輩出した育成力と、昭和の大相撲ブームを牽引した名大関としての足跡が消えるわけではありません。毀誉褒貶相半ばする波乱万丈の生涯は、まさに相撲界の光と影を一身に背負ったものでした。