テレビは死んだのか。いや、死んではいないが、がんじがらめだ。現在の地上波放送は、放送法4条の解釈やスポンサーへの配慮、そしてネット上の炎上リスクに怯え、極端な「安全運転」を続けている。視聴者が求めているのは、綺麗にパッケージされた中立ではなく、生々しい本音と徹底的な追及だ。
彼が新天地として選んだのは、放送コードの枠外にあるインターネット空間だった。そこには時間制限もなければ、特定の政治勢力や大企業への忖度も必要ない。これまで番組プロデューサーのストップがかかっていたようなテーマにも、容赦なく切り込むことができる。この自由こそが、彼が長年求め続けたジャーナリズムの理想郷なのかもしれない。