テレビ通販において、視聴者が最後に購入ボタンを押す決め手となるのは「誰が薦めているか」という安心感だ。ここで強烈な牽引力となっているのが、名優・高橋英樹の存在である。
威厳と親しみやすさを兼ね備えた高橋英樹の語り口は、シニア層や主婦層に対して抜群の説得力を持つ。誇大広告が警戒されやすい通信販売の世界において、長年クリーンなイメージを保ち続ける俳優を旗印に立てる戦略は、ブランドへの絶対的な信用を築き上げた。「高橋さんが太鼓判を押すなら間違いない」という心理的ハードルの低下が、購入へのラストワンマイルを力強く後押ししている。