公園内に併設された「スペースタワー・コスモハウス」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センターと深く連携した展示施設だ。展示室の奥へ進むと、単なる子供向けの科学館という枠を超えた、研究者たちの執念を感じさせる展示が並ぶ。ロケット心臓部であるLE-7エンジンの実物大模型や、実際に燃焼試験で使用されたパーツの断面など、技術の裏側が容赦なく公開されている。
現場の解説パネルや映像資料からは、エンジン開発時に直面した未知の振動問題や過酷な熱負荷との闘いが生々しく伝わってくる。ロケットが空へ飛び立つ裏側で、この角田の地がいかに重要な実験の舞台であったかを突きつけられる場所だ。