なぜアニメの放送は「12話」や「24話」といった特定の数字に収まるのでしょうか。その答えは、テレビ局のタイムテーブルと年間カレンダーの構造にあります。
1年は52週で構成されており、これを4つの季節(クール)で割ると、1クールあたり正確には「13週」存在します。13週フルに本編を放送すれば「全13話」になりますが、改編期の特番やスポーツ中継、年末年始の特別編成が入るため、実質的な本編枠は「全12話(2クールなら全24話)」として企画・制作されるのが業界の基本フォーマットです。
近年では動画配信プラットフォーム主導の作品も増え、テレビの放送枠に縛られない「全8話」や「全10話」といった変則構成も登場していますが、地上波放送を軸とする商業アニメにおいては、依然としてこのクール制の仕組みが標準仕様として機能しています。