仮面ライダーメテオの代名詞といえば、青い閃光とともに放たれる決め台詞「お前の運命(さだめ)は俺が決める!」です。右手を突き出し、人差し指を相手に向けて運命を宣告するポーズは、当時の子どもたちだけでなく大人の特撮ファンをも熱狂させました。
さらに視聴者の度肝を抜いたのが、ブルース・リーを彷彿とさせるジークンドーを取り入れた格闘アクションです。吉沢亮自身、特技に剣道(二段)を持ち、幼少期から培った卓越した体幹と身体能力を誇ります。変身前後の戦闘シーンで見せる「ホワチャー!」という鋭い怪鳥音のシャウトと、ブレのない鋭利な蹴り技・突き技のコンビネーションは圧巻の完成度でした。
特撮番組の変身シーンはCG合成やスーツアクターの技術に頼る部分も多い中、吉沢亮は素面(変身前の生身)のアクションでも妥協なきキレを見せつけました。美しく整った顔立ちが激しい立ち回りで歪む瞬間や、闘志をむき出しにした獰猛な表情は、現在の主演映画で見せる鬼気迫るアクションシーンの確かな原点となっています。