大学選びにおいて受験生が最初に直面するのが偏差値と入試難易度の問題です。旺文社等の大手入試情報データによると、東京医療保健大学の偏差値は全体として35.0〜45.0のレンジに位置しています。ただし、学部や専攻、入試方式によって明確な難易度差が存在するため、一括りにして判断するのは禁物です。
同大学は首都圏および関西に合計5学部を展開しており、各学部の最新動向は以下の通りです。
- 医療保健学部(五反田キャンパス・世田谷キャンパス):看護学科のほか、管理栄養学専攻、臨床検査学専攻、医療情報学専攻、臨床工学専攻を設置。偏差値は35.0〜45.0程度で推移しており、多職種連携を学ぶチーム医療の拠点となっています。
- 東が丘看護学部(国立病院機構東京医療センター隣接):高度急性期医療や災害医療に特化したカリキュラムが特徴で、偏差値は42.5〜45.0前後。一般選抜のみならず学校推薦型選抜でも高い競争率を記録します。
- 立川看護学部(国立病院機構災害医療センター隣接):多摩エリアの拠点病院と密接に連携しており、偏差値は42.5〜45.0。災害看護分野での知名度が高く、安定した志願者層を集めています。
- 千葉看護学部(船橋市・船橋キャンパス):地域包括ケアと先端医療の融合を目指す学部で、偏差値は40.0前後。
- 和歌山看護学部(和歌山赤十字病院等と連携):関西圏の地域医療を支える拠点として設置され、偏差値は37.5〜40.0程度。
入試倍率に関しては、一般選抜で1.5倍〜3.0倍程度、総合型選抜や学校推薦型選抜では専攻によって2.0倍〜4.0倍近くに達するケースも見られます。特に病院奨学金制度の対象枠や併設病院への就職ルートが明確な看護学部は早期に定員が埋まる傾向にあり、単なる偏差値の数字以上の実質倍率が存在することに留意が必要です。