エンターテインメントの表舞台で脚光を浴びる長男と三男に対し、次男の森内智寛が選んだテレビ東京という舞台もまた、極めて刺激的で厳しい世界だ。民放キー局の中でも独創的な番組作りで知られるテレビ東京において、彼は裏方としてのキャリアを着実に積み重ねてきた。かつて番組の企画で兄・Takaの交友関係や家族のエピソードが取り上げられた際にも、決して親や兄弟の光に頼ることなく、現場の一スタッフとしての姿勢を崩さなかった。
芸能界という浮き沈みの激しい世界で生きる兄弟を最も近くで見守り、時に冷静な視点を与える存在。それこそが次男・智寛だと言える。音楽制作と番組制作、フィールドは異なれど、視聴者や観客の心を動かすエンターテインメントを作るという根底の情熱において、智寛もまた森家の血を確かに引いているのだ。